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酸化ストレスとがん

By 2020年5月26日 No Comments

今日は、日本抗加齢医学会の話の流れから、「酸化ストレス」と「がん」の関係についてです。酸化ストレス、活性酸素が増えると、およそ150の病気につながるといわれています。特に、よくないのが、「タバコ」です。同級生にも、まだタバコを吸っている友人がいますが、まったくやめそうにありません。紙巻タバコはもちろん、電子タバコも、発がん性物質が3000くらいあると言われています。タバコを吸っていると、新型コロナウイルス感染症でも、重症化することは知られていますね。

タバコを吸うと、どうなるのか?酸化ストレス、がん、との関係は?

今回は、久しぶりに、YouTubeに、以前制作した動画がありましたので、こちらに掲載させていただきます。

いかがでしたか?いつものように当時の台本を抜粋して掲載します。

今や日本人の二人に一人ががんになるといわれています。たくさんの方が怖いなと思ってらっしゃると思うんですが。

こちらにがんの死亡順位が出てますけども、男性だと肺がん、次が胃がん、大腸がん。女性の場合は大腸がん、肺がん、すい臓がん。この辺りのがんが非常に多くて、死亡原因になっているという現状があります。

怖いなと思いながらも、どうしたらいいのかなと思ってらっしゃる方も多いと思うんですが、具体的にがんを防ぐためにはどうしたらいいのかって思うんですよね。

がんを防ぐには、「国立がん研究センター」がですね、新しい12か条というものを出していまして、まず「たばこは吸わない」 「他人のたばこの煙をできるだけ避ける」。これはなぜかというと、たばこが原因で亡くなる方は日本人の10%といわれているんですね。ですからたばこは“百害あって一利なし”なのでやめていただく。お酒を飲みすぎるというのもよろしくない。

ほどほどに。

あと食生活がバランス取れていないとよろしくない。これは一般的なことになるんですけどね。次のを見てみましょう。塩辛い食品。塩分が多いと胃がんになることがわかっています。これは塩分を下げましょうということで、目標値を設定して、男性は1日8グラム以下、女性は7グラム以下にしましょう運動をしていますが、まだまだ多いですけどね。

そうですね。ついつい食べちゃいますね。

あと野菜や果物を十分摂ってください。そして、適度に運動して、体重を維持して糖尿病を防ぎましょうということになるんです。ウイルスや細菌の感染とありますが、特定のものにかかるとがんができやすくなることがあるんで、感染予防しましょうと。それと、定期的にがん検診をすると、小さい状態でがんが見つかると、助かる確率が上がりますから、がんの検診を受けてください。身体の調子が悪いと気がついたら、受診をしましょう。あと、今インターネット時代でいろんな情報が溢れているんですが、正しくない情報がいっぱいあるので、正しいがん情報でがんのことを知ってください。

いろんな原因があることはよくわかったんですけど、がんと酸化ストレスというのは、どういう関係があるんですか?

まず最初に出ましたたばこなんですが、紙巻きたばこを吸うと唾液腺の中にアセトアルデヒドという毒物が出てくるんですね。つまり、紙巻きたばこを吸って唾を飲み込むと発がん物質をゴクゴク飲んでいるのと同じことになるんです。

怖いですね。

そのアセトアルデヒドが非常に強い酸化ストレスを引き起こす。そして、次にお酒が出ましたけれども、お酒も大量に飲むとアセトアルデヒドに変わって体を錆びさせてしまう。だから、酸化ストレスを抑えるためには、たばこをやめましょう。たくさんのお酒をやめてください、というのが重要になるんですね。

そして、運動と体重維持が出ましたけれども、糖尿病になると、酸化ストレスが跳ね上がるので、がんになるリスクが上がるわけですね。ですから、酸化ストレスを抑える生活をすると、がんにもなりにくくなります。

いかがでしたか?日本抗加齢医学会で取材をしていると、酸化ストレスに関すること、不妊、精子、卵子、美容、がん、糖尿病、動脈硬化、脳卒中、心臓病、アレルギー、花粉症、ぜんそく、様々な角度から、専門医がシンポジウムを開催、多くの医療関係者が熱心に聞き入っていました。そして、今一番注目を集めているのは、アルツハイマー型認知症です。そのお話は、また、近々にしますね。

(健康医療ジャーナリスト早川真)

 

 

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