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オーラルフレイル研究事業、3年目

By 2020年5月25日 No Comments

先週の5・21中部経済新聞に、こんな記事が掲載されていました。

愛知県歯科医師会 内堀典保会長に聞く「県民の歯と口の健康維持へ」というタイトル。

実は、今年の3月初旬、内堀会長に、インタビューさせていただきました。編集して、健康医療のYouTube専用チャンネルを立ち上げて、そこの第1号でご紹介する予定でしたが、その後のコロナ非常事態宣言で、今のところ、少し先延ばしにしています。

記事の中にもありますが、厚生労働省の助成事業に取り組む、愛知県歯科医師会の活動をこの2年間、追い続けて、東海テレビの特番、そして、その事業活動などをまとめたDVDも制作させていただいています。

このブログでも、よく登場する「フレイル」「オーラルフレイル」です。

フレイルは、健康と要介護の中間と考えてください。高齢になって心身の活力、例えば、筋力、認知機能、社会とのつながりが低下した状態をいいます。そのフレイルは、お口の機能が衰えることから始まります。

例えば、むせる・食べこぼす、食欲がない、柔らかいものばかり食べる、滑舌が悪い、お口が乾く、など、お口に関する「ささいな衰え」が積み重なると、フレイルになります。お口の機能が衰えることを「オーラルフレイル」と呼びます。

愛知県歯科医師会では、2年前から「オーラルフレイル」の研究を行っています。私たちは、その様子を2年間、取材し続けています。東浦町で、65歳以上のおよそ1000人を対象に研究を実施。お口の機能を測定する7つの検査を実施。データを割り出しています。予防や改善するエクササイズは、先日、動画も掲載しましたが、覚えていますか。

2年目は、器具を使った機能向上を目的としたエクササイズを実施。例えば、

2年目の昨年は、こんな器具を使って、エクササイズすることも提案して、実践してもらいました。もう、映像はまとまっていますが、YouTubeにアップされましたら、こちらにも掲載しますね。3年目の今年度は、どんなことをするのか、決まり次第、また取材にいきます。

(プロデューサー 健康医療ジャーナリスト早川真)

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