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山菜って、がんになるの?

By 2020年4月30日 No Comments

春になると、山菜取りに行かれる方も多いですよね。わらびとかぜんまん。天ぷらにしてもいいですよね。なんだか、私も以前は、旬の食べ物は、体にいいと思っていました。山菜って、特にそう思っていました。さて、どうなんでしょうか?

こちらも、昨年に制作したものが、YouTubeにありましたので、掲載させていただきます。

 

いかがでしたか?

知っていること、知らないこと、あったのではないでしょか?いつものように、台本を抜粋して以下に掲載しますので、ご参考にしてください。

 

先生、がんにならないような食生活をしたいと思うんですが、なりやすい食べ物ってありますか?

たくさんあるんですね。ちょっとリストで見てみましょう。アルコールとたばこ。これが一番大きな原因になってるんですね。

お酒ってお付き合いもあると思うんですね。適量ってありますか?

強い人でもグラスワイン2杯ぐらいなのかな。それぐらいだったら、まず安全だろうと。たばこの場合は、発がん物質をゴクゴク飲んでいるのと同じ。たばこをたくさん吸う人は、喉や肺のガンだけではなくて、食道がん、胃がん、大腸がん。乳がん、これ煙当たらないですよね。そういうところのガンも跳ね上がっていく。

それから、次に塩分と書いてあります。日本は魚を干物にして、塩分が強いのを昔はよく食べていたんですね。それで、胃がんが非常に多かったんですが、食塩を摂っている量が少ない人と比べると、男性は非常に少ない人の倍ぐらい胃がんができるリスクが増えてしまう。ですから、食塩はできるだけ少ない方がいいですね。極端な例ですけど、ラーメンは多い塩分のものだと1杯で8グラムぐらい塩が入っているんです。食べられる方は、麺だけ食べて、スープは飲まないようにしていただくといいかと思います。

せめて飲み干さないという感じですね。

次が糖類ですね。糖類をたくさん食べると糖尿病になってしまうんですね。糖尿病になると酸化ストレスが跳ね上がって、がんになる確率が2倍から4倍に上がってしまうということがあるので、糖類をたくさん食べる食生活はよくない。

そして4番目が熱い食べ物。典型例は、和歌山・三重県の南部で食べられている「茶がゆ」。熱々を食べる。そうすると、食道とか胃にへばり付くんです、おかゆが。そこで火傷ができるんです。で、治りかけた翌日にまた食べちゃう。また火傷ができる。ずっと火傷が続いている状態になると、修復の時にミスコピーができて、がんになってしまう。ですから「茶がゆ」を食べるエリアでは、食道がんと胃がんがものすごく多いんです。

そして次が、皆さんあまり知らない方が多いんですが、山菜なんです。

身体にいいのかと思ってました、山菜って。

わらび、ぜんまい、ふきのとう、ミョウガ。これはすべて苦味を感じると思うんですが、あれが発がん物質なんですね。

旬の味だと思ってました。あの苦味は。

ですから、私は一切そういうのは食べません。

そして6番目、カビの付いた食品。実は、カビは食べると酸化ストレスが跳ね上がってしまうんです。あと、化学薬品・環境ホルモンが添加された食品。例えばコンビニの弁当なんかは、安全基準があってそれをクリアしてますので、1日に100個食べなければ大丈夫かなと。

そして化学薬品の一部になるんですが、カビを防止するために柑橘類でアメリカではOPPという農薬が使われているんですが、それは実は酸化ストレスを跳ね上げることがわかっていまして、できるだけ、輸入柑橘類の皮は口にしないようにした方がいい。

それと、ホテルなんかで砂糖の代わりに人工甘味料が置いてあるんですが、アスパルテームという物質があって、かなり酸化ストレスを上げるものですので、できるだけ使わないようにしていただくといいかもしれません。身体を非常に錆びさせます。

私、祖母によく「焦げたものを食べるとがんになるよ、かおりちゃん!」て言われたんですけどそれは本当なんでしょうか?

正しいです。特に肉とか魚、つまり動物性のタンパク質が焦げになりますと、ニトロソ化合物というのができるんですね。ニトロソアミンといいますけど。それが強力な発がん物質なんです。

香ばしいからといって食べちゃいけないんですね。

そうですね。

なんにせよ、お焦げはよくないということですね。

 

参考になりましたか?旬の味、知らなかったですね。なんだか残念ですが、私は、昨年から食べないようにしています。では、また明日。

(健康医療ジャーナリスト早川真)

 

 

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