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歩くと、右足が痺れる 調べてみた!

By 2020年10月12日 No Comments

13年前に、腰部椎間板ヘルニアと診断されました。その後、後遺症で、右足の坐骨神経痛がずっと残っています。

コロナ禍で、4月から外出が減り、テレワーク、オンライン会議が増え、デスクに座ってパソコンと向きあう時間が急増しました。

そんな中、5月くらいから、歩くと右足全体が痺れるようになりました。近くのスーパーやコンビニに行くときに、すぐ痺れることも増えました。

通っている整骨院で治療を受けても、良くならないので、昔にMRIやレントゲンをとった、あんしんクリニックに行ってきました。たぶん、腰部脊柱管狭窄症も併発しているだろうと。たぶんというのは、私が、MRIを辞退したからです。閉所恐怖症で、前回、本当に恐怖を感じて途中で辞めたからです。

そのあと、車の運転で長いトンネルに入っても、閉所恐怖症の症状がでてきて、運転するのが怖くなった経験があります。

現在は、薬物療法で様子をみています。ネットの情報をまとめてみました。

腰部脊柱管狭窄と診断されると、多くの場合、まずはのみ薬による治療が行われます。馬尾型、神経根型とも、第一選択薬となるのが、神経への血流を改善するプロスタグランジンE1です。特に、神経根型の多くでは3か月ほどでよくなります。そのほか、馬尾型のしびれに対してはプレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)が、神経根型の痛みに対しては非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)などが使われることがあります。

神経根型で歩けないほど痛みが強い場合は、障害されている神経のそばに局所麻酔薬を注射する神経ブロックが行われることもあります。

そもそも、腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄は、腰の部分の椎骨の脊柱管が狭くなり、その中を通る神経が圧迫されて、腰痛だけでなく下半身のしびれや痛みなどが起こる病気です。原因は、加齢によって椎骨が変形したり、脊柱管の後ろ側にあるじん帯が厚くなったりすることです。早い人では40代後半から発症し、年をとるにつれて発症頻度が高くなります

腰部脊柱管狭窄は、筋肉、骨、関節などの運動機能が障害され、立つ、歩くといった機能が低下するロコモティブシンドロームの1つです。日常生活が不自由になるだけではなく、進行すると介護が必要となる危険性が高まります。

実は、10年前に、私が担当する医療番組で、台本を制作していました。当時のものを記載します。

腰部脊柱管狭窄症~ 歩けないのは年齢のせい? ~ 読売テレビ サンデー・ドクター

しばらく歩くと、痛みが出たりして、歩くことが困難になる。しばらく休むとまた歩けるようになる。前かがみになると楽。それは、腰部脊柱管狭窄症かも知れません。

特に50歳代から70歳代までの方々に、多く発症する傾向にあります。歩けないのは年齢のせいですか?

「少し歩くと、足が痺れて歩けなくなる「腰部脊柱管狭窄症」。「まずは先生、腰部脊柱管狭窄症は、どのような病気なのですか」

「背中にある骨、脊柱の中心部はトンネル状の管になっています。これを脊柱管と呼んでいます。この脊柱管には、馬尾(ばび)という神経が通っています。「腰部脊柱管狭窄症」とは、腰部の脊柱管が、何らかの原因で狭くなり、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることによって腰痛や痺れをおこす病気です」

「腰部脊柱管狭窄症になると、どんな症状がでてきますか」

「脊柱管狭窄症の症状の特徴として、しばらく歩くと、だんだん下肢が痺れたり重くなったり、痛みが出たりして、歩くことが困難になります。しかし、腰掛けたり屈めたりして「しばらく休むとまた歩けるようになる」という、「間欠跛行(かんけつはこう)」という状態が、脊柱管狭窄症の症状の特徴です」

「しばらく歩くとは、どれくらいの時間を指すのですか」

「持続して歩ける時間は、1~2分の場合から10分程度など、脊柱管狭窄症のレベルによって、違ってきます。「間欠跛行」について、理解してほしいことは、「年齢のせいで歩けなくなった」のだろうとの「思い込みや自己判断」で、放置し悪化させることのないように、ご家族やまわりの人達にも、十分注意して頂きたいものです」

「神経への圧迫が緩むということは、どこが圧迫されているかによって、症状も変わるのですか」

「脊柱管狭窄症のタイプ、どこが圧迫されるかによる症状の違いですが、先にあげた「間欠跛行」が、脊柱管狭窄症における共通した症状ですが、どこ圧迫されるかによって、出てくる症状も様々です。

まずは「神経根」が、圧迫されるタイプ。こちらの図は、左右の両方の神経根が圧迫されている例ですが、左右どちらかの神経根が圧迫された時は、圧迫されたほうに、腰から足にかけての痺れ・痛みの症状が出ます。

次に「馬尾(ばび)」が、圧迫されるタイプ。こちらの図のように、馬尾(神経の束)が、圧迫されると、「足の痺れ」「麻痺」「脱力感」、便尿が出ない・我慢できないなどの「排泄障害」が起こったり、ムズムズした感じやチリチリした感じを覚えたりする事もあります。

「腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が、何らかの原因で狭くなり、その結果、神経や血管を圧迫するために起こるものだと説明していただきましたが、では、なぜ脊柱管が狭くなるのですか」

「脊柱管狭窄症の原因ですが、その多くは後天性です。 椎間板が老化によって変性して、膨隆したり、脊柱管の周囲の靭帯が厚くなったりと、脊柱管を狭くする原因はいろいろあります。ほかにも腰椎すべり症の場合にもみられます」

「腰部脊柱管狭窄症、どのように診断されるのですか」

「問診、視診、触診ですね。患者さんの訴えを聞き、そして患部をみて、さわって、動かして、というのが診察の基本です」

「画像検査は、エックス線検査とMRI(磁気共鳴断層撮影)検査が行われます。 エックス線検査ではまず正面像と側面像を撮り、次に動態撮影といって、体を前に曲げた時と後ろに反った時の側面像を撮ります。これによって後に反った時に脊柱管が狭くなる様子が分かることがあります。 MRIは骨はもちろん、椎間板や神経などの軟部組織までも鮮明に写し出します。ですから、どこで馬尾神経や神経根が圧迫されているか、はっきりと分かります。

「先生、治療といいますと、手術以外にどんな方法がありますか」

「治療には「保存的治療」と「手術的治療」があります。保存的治療には『理学療法』『装具療法』『薬物療法』『神経ブロック』などがあります。それともうひとつ、治療体操があります」

「腰部脊柱管狭窄症の症状が軽い場合は、「姿勢に注意する」「年齢や生活等のレベルに合った適切な運動を取り入れる」 「肥満を予防・改善する」など、これらを意識しながら「日常生活」を送ることが大切です」

「日常生活での痛みや症状を和らげる工夫と注意点はありますか」

「基本的には、腰を反らせる姿勢は、症状が出やすくなりますので注意します。寝る時には、仰向けで寝ると腰が反りますので、仰向けで寝る場合は、膝の下にバスタオルなどを入れて寝てみてください。膝の下にバスタオルを入れる事で、膝が曲がる状態になり、腰の反りが小さくなるからです。その他の腰痛症状同様、「腰をひねる」「重い物を持ち上げる」動作も注意し、同様に、「長時間の同一姿勢」にも注意しましょう」

「では、治療体操について教えてください」

「症状が軽い場合、医師・専門科の指導の元、適度に体を動かし筋力を鍛える体操が効果的です。くれぐれも無理は禁物です。気持ちが良い程度の範囲内で、体操を続けるようにしましょう」

 

イスに座って腹筋運動をする。

1.イスには浅く座る。

2.上半身を後方に10~20°ほど倒して、その後元の体勢に戻る。

これを10秒×10回、1日に2~3回ほど行います。

 

イスに座ってストレッチ

1.イスには浅めに座る。

2.片方の膝を抱えて胸のあたりまで引きつける。

これを交互に5回、1日に2回ほど行います。

このストレッチは股関節を柔らかくすることが目的で、股関節が柔らかくなれば腰椎の負担も減少します。

 

軽めのスクワット

1.部屋などの隅で両足を90°の角度で壁にピタリとつけます。

  足と足の広さは、肩幅程度。

2.真っ直ぐに立ち、両膝を少し曲げます。

3.背筋は真っ直ぐにしたまま、床に向かってお尻を10cmぐらい落とすような体勢になります。

4.お尻を落とした体勢で10秒間保ち、これを10回ほど繰り返します。

この軽いスクワットは、狭窄型坐骨神経痛の他にヘルニア型坐骨神経痛にも効果的です。

 

ひれ伏し体操

1.座って正座をします。

2.足の裏にお尻をつけて、上半身を折りたたむような感じで両腕を床につけて前へ伸ばす。

3.上半身をの力を抜く。

これを10回ほど行います。

「万が一痛みが増した時は、ストレッチなどをすぐにやめて整形外科できちんと診断を受けて下さい」

 

ということで、10年前のシナリオなので、現在の情報も加味しながら、薬物療法と体操をやっていきいたいと思います。

(健康医療ジャーナリスト早川真)

 

 

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