コロナ禍で、テレワークが増えた影響か、動画制作の相談が増えました。
先日は、医療関係の方からCMの相談。
また、私の所属している中小企業家同友会の方から、動画の相談はこの1か月で10件近くと、かなり増えています。
行政や大学、医療団体などの依頼は、現在進行中です。
先日、とあるオンラインセミナーで知り合った方の本を入手しました。
末広栄二さんの「ソーシャルメディア 成功の方程式」。この中に、私と共通の思いがいくつか掲載されていました。動画のよいところは「見ればわかる」という点。
このシンプルなこと。なぜ相談が増えたのか?そうですね、テレワークで、皆さんが、はっきりと気づいたのです。
私がいつも言っている「ストーリーを描く」。末広さんも著書に書かれいています。
そしてブランディングのお話。マーケティング、PR、宣伝広告、ブランディング、4つのステップ。だと。同感です。
私の仕事の原点は、広告、マーケティングです。そこで、コピーライター、CMプランナーを経て、テレビ番組の放送作家、企業や団体のプロモーション映像などのプロデューサー・・・いまの動画制作に必要なことを35年間続けています。
最近は、SNSも学んでいますが、考え方のベースは、すべて同じです。いまは、SNSの特性や可能性などをいかに活かしていくかということを構築しています。
あと、末広さんに教えていただいたのは、値決めの課題です。これには思い出があります。松下幸之助さんは、晩年、ベッドの上で、この商品の値段、安すぎる、倍で売りなさい、と。見舞いに訪れた幹部は、ただでさえ売れないのに、倍なんて無茶だと。しかし、商売の神様は見事でした。倍の値段にしたその商品はヒットしました。私がまだ駆け出しだったころ、先輩のディレクターのお手伝いをしたときに遭遇した番組で、このエピソードは放送されました。
さて、新しいプランは出来上がりました。明日の月曜日から忙しくなります。
(プロデューサー 早川真)